代表挨拶
子供を取り巻く環境はあらゆる場面で多様化し、子供も子供のアントラージュ（親・保護者、指導者、保育士、教諭など）も柔軟に対応していくことが求められます。子供を支え、子供の成長に柔軟に対応していくためには、私たち自身が学び続けることによって自分の器を広げ、成長し続けることが大切です。
私が杉山愛のツアーを通して最も気づかされたことは、「スポーツは自分探しのツールであり、自分磨きのツールである」ということです。スポーツは、筋力や柔軟性、スピードなどの「からだ」の力【身体体力】を育てるばかりでなく、忍耐力や挑戦力、協調性などの「こころ」の力【精神体力】、そして思考力や表現力、判断力などの「あたま」の力【知的体力】を養うツールとなりえます。
これからは益々、「感謝」「思いやり」「自分を表現する」などを含めた社会環境の変化に適応していくために必要な「生きる力＝人間力」をもった子供たちが、次世代を担う大人へと成長していくと信じています。
ここで、一般社団法人次世代SMILE協会を設立し、子供も子供のアントラージュもスポーツを通して成長していく「スポーツ共育」を広めたいと考えております。社会全体が一丸となって産官学でスポーツを支え、子供たちにその成果を還元していくことで、豊かな人間性を育み、「生きる力」をもった人材の育成つながると確信しております。スキルと「生きる力＝人間力」の双方を磨き、あらゆる環境の中でその人がその人らしく、楽しく充実した人生を送るお手伝いをすることが私たちの最大のミッションであると考えております。
一般社団法人次世代SMILE協会
代表理事 杉山芙沙子
